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クボタのすべてのはじまり。創業者の想いを具現化したくろがねの管

パイプシステム

水道管はクボタの企業理念を象徴する代表的な製品のひとつです。たった一本の鉄管を作るために心血を注ぎ、国内で初めて開発・量産化に成功したその背景には、創業者である久保田権四郎の絶え間ない努力と強い信念がありました。国のため、そこで生活する人々のため、当時誰もがなしえなかった快挙を達成したその熱意は、今日のクボタの技術・製品のあらゆるところに息づいています。その意味では、水道管からはじまったパイプシステム事業は創業者の想いを色濃く残した、クボタの歴史そのもの。クボタの鉄管は社会インフラを支える重要な役割を担っています。

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日本の水処理技術を
世界へ

水処理システム

Water Treatment System

産業を動かす
鉄の心臓

エンジン

Engines

パイプシステムのコア技術

  • 設備技術

    鉄管

    世界最大口径2.6m、世界最長の9mのダクタイル鉄管製造を可能にしたクボタ。これらの製造技術は、大容量の導送配水が必要なお客様からのニーズに対応するために開発されたものです。世界最大口径の管は、鋳造機、焼鈍炉などの製造ライン全体のサイズアップ、大口径による金型のたわみへの対策など多くの改良を重ねて実現。9mもの長尺管は、鋳造機そのものを新規開発し、鋳造方法ではウェットスプレーコーティング方式での9m管全長無チル化鋳造を実現。同方式で大口径管のワンステーションマシンの実現や、自動化マシンも開発しました。

  • 管継手技術

    鉄管

    クボタは、世界初の耐震型ダクタイル鉄管を開発し、国内外の地震国の水道などのライフラインの安全と安定に寄与しています。過去の大地震での被害を契機に開発した「耐震型ダクタイル鉄管」は、地震時の地盤の動きに追従して壊れないように、伸縮・屈曲・抜け出し防止の各機能を備えた継手を有しています。これにより、地震時に地盤が動くと、地盤の動きに合わせて継手が伸縮・屈折して、管路全体で地盤の動きを吸収します。その性能は海外でも高く評価され、地震の多いアメリカ西海岸でも採用が進んでいます。

  • 外面防食技術

    鉄管

    地中に埋設する水道管の外面は土の成分に大きく影響を受けます。特に、ライフラインである水道管には高い耐久性が求められるため、外面の防食処理は必須。長年、水道管を製造してきたクボタには地中埋設管に関する膨大なデータが蓄積されており、それを基に高い外面防食技術を磨いてきました。100年もの長寿命が期待できる耐震型ダクタイル鉄管「GENEX」は、その外面に亜鉛系合金を溶射し、封孔処理を施した耐食層を形成、部分的に鉄部が露出しても耐食層の自己防食により防食機能を維持することを可能としています。

1890~1900年代

伝染病の蔓延により、
水道施設整備の声が高まる

明治の文明開化とともに、海外からコレラなどの伝染病が流入し、全国へ蔓延。多くの死者を出しました。この対策として、政府は水道施設整備を提唱し、1887年より近代水道の開設を各地で推進。大阪市では殖産興業のために水道用鉄管の国産化が試みられます。

鉄管 バルブ

国産鉄管が生まれるまで

海外からの輸入に依存していた水道管の国産化に挑んだ、創業者の久保田権四郎。水道管の鋳造に心血を注いだ権四郎の情熱が新しい技術を生み出しました。

1940~1950年代

物資不足を乗り越え、
水道インフラの復興が進む

第2次大戦末期の空襲で国内90余都市が損壊しました。終戦後、GHQは衛生対策に力を入れ、水道施設の復旧作業が急ピッチで進められます。一方、国内では物資が不足し、各メーカーは作業に必要な鉄管の生産に苦心しつつも、少しずつ復興は進んでいきます。

鉄管 バルブ 合成管 ポンプ

クボタの水事業の原点。
水関連製品の展開がはじまる

水道設備の整備が進む中、鉄管以外にも合成管やバルブ、ポンプなど、クボタは水に関する多様な製品を展開。これがクボタの水事業の原点となりました。

1950~1960年代

高度経済成長による近代化と
水道設備の大型化

1954年から1957年まで「神武景気」と呼ばれる好況が続き、日本の産業は技術革新と設備の近代化が進み、高度経済成長期へと突入。水道設備の整備も急ピッチで進められ、それを支える資材や製品のニーズが高まると同時に、業界の動きも活発化します。

鉄管 バルブ

遠心力鋳造でダクタイル鉄管の大口径化と量産化に挑む

水道施設の大型化に伴い、国内では大口径水道管のニーズが高まります。日本の水道インフラ発展のため、長尺薄肉の大口径管の製造と量産化を実現すべく、クボタは当時困難とされたダクタイル鉄管の遠心力鋳造に挑みます。

1960~1970年代

続く空前の好景気。
発展する重化学工業

高度経済成長による空前の好景気は、技術革新と重化学工業の発展をもたらします。石油・鉄鋼・エネルギーなどの分野でも大規模な設備投資が行われ、水や原料を送るためのパイプ・バルブ・ポンプなどの需要が増加。また、その用途も多様化していきます。

バルブ 合成管 ポンプ

重化学工業を支え、
多様化するバルブ・ポンプ

重化学工業の発展とともに、クボタのパイプシステム事業は石油・鉄鋼・エネルギー分野という新市場に進出。海外でもその高い技術が評価され始めます。

1990年代~

自然災害に備えた
社会インフラの整備

地震大国である日本は常に大地震の脅威にさらされています。近年では、1995年の阪神・淡路大震災や2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震などで甚大な被害を受けました。これらを受け、水道などの社会インフラの地震対策が急務となっています。

鉄管 バルブ 合成管 ポンプ

ニーズの変化を的確に捉え、
頼れるライフラインを提供

長年、地震対策に取り組み、耐震継手や耐震管路設計の技術を確立してきたクボタ。その技術は着実に成果を挙げ、重要なライフラインを守り続けています。

パイプシステムの系譜をダウンロードして読む
(PDFファイル:1.70MB)

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KUBOTA REPORT 2017

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