<講評> 雲に隠された山頂を強いて追わず、風化が進む「大山南壁」の山肌と真っ盛りの紅葉とで、特徴あるこの山のもう一つの顔を見せ切っています。折から差し込んだ光を逃さずに撮り込むことで、作品に印象深い陰陽のイメージを重ねることが出来ました。