<講評>  何と言ってもフレーミングがいい。ワイドレンズの効果で、被写体が持つ今まさに引き絞られんとする弓がいっそう大きく見え、この作品をより印象的なものにしています。この神事が執り行われる神社の様子もよく分かり、見物人の歓声、疾駆する馬のひずめの音などが聞こえてきそうで、報道写真のような強い臨場感を覚えます。