<講評> 広大な畑に咲くヒマワリの花と流れる雲が、夏の季節感をたっぷり伝えています。奇を衒わずに被写体に正対し、素直に、気持ちの向くままに撮影した作者の姿勢が、この清々しい作品に結びつきました。写真にとって、時には何の小細工もせず、感じたままにシャッターを切ることがとても大事なことであることを教えてくれる一枚です。