<講評> よく実った田んぼの中を粛々と行く古式ゆかしい行列を、抒情性豊かに撮影しています。被写体である長い行列の人物の配置バランスに工夫があり、画面に広がりと奥行きを感じ取ることが出来ます。また、背景中央の木立に当たっている光を柔らかなグラデーションで写して見せることで、作品を立体的なものに仕上げることに成功しました。