<講評> かなり広い祭事会場を適切な空間構成でまとめるとともに、やや明るめの露出で、舞を奉じながら練り歩く祭りの隊列を周囲の緑陰の中にバランスよく撮り納めています。池の水面に小さなさざ波があって被写体の映り込みを妨げていますが、この作品では、却って画面が単純化、整理されたものになって良かったと言えます。