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国内最大規模のMBR施設となる中浜下水処理場水処理施設整備事業を受注 ~スマートMBR「スクラム(SCRUM)」を初導入し、道頓堀川・東横堀川の水質を改善~

2017年4月18日

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:木股昌俊、以下、「当社」)は、大阪市から「中浜下水処理場水処理施設整備事業」(以下、「本事業」)を受注しました。老朽化した施設整備にあわせて、スマートMBR「スクラム(SCRUM)」を初導入することで、施設の多機能化を図るとともに、道頓堀川・東横堀川の水質改善に貢献します。

※ MBR(Membrane Bio-reactor)/ 膜分離活性汚泥法:微生物による生物処理と膜による固液分離処理を組み合わせた水処理方法。

1.受注案件概要

事業名(所在地) 中浜下水処理場水処理施設整備事業(大阪府大阪市城東区)
契約先 大阪市
受注金額 約106億円(税込)
事業期間 (設計期間)平成29年3月3日~平成30年3月31日
(建設工事期間)平成30年4月1日~平成33年3月31日
(性能評価検証期間)平成33年4月1日~平成35年3月31日
事業方式 設計・建設一括発注(DB:Design-Build)方式
施設能力   晴天時日最大汚水量 雨天時最大汚水量
膜分離活性汚泥法
処理施設
40,000㎥/日 96,000㎥/日
高速ろ過施設 40,000㎥/日 576,000㎥/日

2.背景

  1. 中浜下水処理場は通水後50年以上が経過し、施設の老朽化が進んでいます。また、雨水と汚水を一本の管で集める合流式下水道であるため、降雨時は未処理水が河川に放流される場合があります。放流水域の環境保全のため、合流式下水道の改善や、窒素やりんを除去する高度処理への対応が求められています。
  2. また、大阪市では親水施設整備を推進しており、特に「水の都・大阪」のシンボルである道頓堀川の水質改善が急務となっています。
  3. 本事業は、施設整備にあわせて最新の高速ろ過技術とスマートMBR「スクラム(SCRUM)」の導入により、省エネルギー化を実現すると共に、放流先の水質改善に役立て、大阪の水辺の賑わいに貢献するものです。

3.本事業の特長

[1]スマートMBR「スクラム(SCRUM)」をはじめとする独自技術により省エネルギー化を実現

当社と株式会社東芝が共同開発するMBR下水処理システムの省エネルギー化技術「スクラム(SCRUM)」は、運転状況に応じて膜の詰まりを予測して供給空気量を最適化する風量制御技術により、従来のクボタMBR下水処理システムに比べ、電力使用量を約50%削減することができます。
本事業では、膜の集積度を高めて膜洗浄用空気量を約60%削減(当社比)した膜ユニットや、水位差を利用して膜ろ過動力を約99%削減するサイフォンろ過システム等の独自技術とあわせて、電力使用量0.25kWh/㎥以下を目指します。
→ スクラム共同開発に関するニュースリリース

[2]省スペース化による合流式下水道の改善

MBR下水処理システムは、通常の下水処理工程で必要な、処理水を分離する沈殿池等が不要になるなど、施設の大幅なコンパクト化が可能で、敷地に制限のある都市部での処理場改築に有用です。
本事業では、既存の沈殿池を高速ろ過施設に改造することで合流式下水道の改善を図ります。

[3]超高度処理により、道頓堀川・東横堀川の水質を改善

MBR下水処理システムでは孔径0.2μmの膜でろ過することにより、大腸菌ゼロの非常に清澄な処理水を得ることができます。この超高度処理水を東横堀川に送水することで、道頓堀川・東横堀川の水質改善に貢献していきます。

4.今後の展開

本事業は処理場の老朽化、省エネルギー化、合流式下水道の改善、河川の水質改善等、下水処理場の改築更新事業における様々な課題に対し、最新技術とこれまで積み上げてきた経験を活かして解決するものです。当社は今後も下水道をはじめ、水環境分野における様々な課題解決に挑戦して参ります。

製品に関するお問い合わせ先
水処理システム営業部 (TEL:03-3245-3337)

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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