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お知らせ

株式会社クボタ
東日本大震災 支援・復興対策本部事務局

東日本大震災復興支援の主な取り組みについて
2013年度 第1四半期(2013年4月~6月)の記録

:クボタの特色を活かした支援

 

区 分 支援内容
特別授業
(鉄コーティング直播栽培の技術習得)

【宮城県農業高校で2年目の「鉄コーティング直播」特別授業を実施しました】

  • 昨年に引き続き、宮城県農業高校の農業科を対象とした「鉄コーティング直播」の特別授業を実施しました。
    平成25年4月9日には新2年生を対象にした基礎理論の学習会とコーティング実技実習を行いました。
    また5月7日~9日には直播機による圃場での直播実習も行われました。今年は、地域農家の圃場と同校が管理する圃場に加え、震災後に帰農した同校OBの圃場も対象にしました。
圃場で直播機について説明 生徒も直播機を操作 帰農した宮農OBも直播を体験

【福島県の農業高校でも「鉄コーティング直播」の特別授業がスタートしました】

  • 福島県立磐城農業高校は、実習圃場も耕盤が割れるなどの大きな被害を受けて、実習ができない状態が続いていましたが、農地整備も完了し、今年ようやく稲作授業を再開することとなりました。
    クボタでは、「鉄コーティング直播」技術による新しい農法を体験してもらうため、園芸科作物専攻の3年生10名を対象に、4月16日に基礎理論の学習会やコーティング実習を、また5月17日には実習圃場で直播機による播種実習を実施しました。
コーティング実技実習の様子 播種後の生育方法などについても説明 直播機による播種の様子
ボランティア活動

【クボタ研修生が東北ボランティア研修を実施しました】

  • 堺・枚方の研修生※が指導員と共に、5月に岩手県釜石市と陸前高田市で東日本大震災復興支援ボランティアを行いました。
    (堺研修生:5月12日~17日、枚方研修生:5月19日~24日)
    釜石市では地元・両石町内会長の御講演をお聞きしたり、同地区に残る明治・昭和の津波を教訓とする記念碑周辺の草刈りや瓦礫撤去、整地作業にあたりました。
    陸前高田市では、復興作業が進められている中、市中心部の住宅跡地で側溝の泥出し作業にあたりました。

※研修生とは、入社後1年間全寮制の研修所で、技能・知識・社会人としてのマナーを修得する生産スタッフの新入社員

釜石市両石町内会長・復興促進協議会長の瀬戸さんによる「3.11大震災と先人の教訓」と題した講話 記念碑のまわりの雑草、がれきを撤去 側溝の泥出しの様子。泥の中からは写真などの思い出の品も見つかった。
仮設住宅支援
(クボタが作った野菜の提供)

【クボタサンベジファーム(株)※で作った野菜を福島の皆さんにお届けしました】

  • 元気一杯のクボタサンベジファームの従業員が自身の障がいを乗り越え、力を合わせて作っている安全で美味しい野菜を提供しました。被災地の皆さんに喜んでいただきたいとの想いと共に福島県郡山市にある応急仮設住宅約480世帯の皆さんに届きました。

※クボタサンベジファーム(株)とは、遊休農地を活用して水耕栽培事業を営む特例子会社で、野菜づくりを通して、障がい者がいきいきと働く環境作りを進めています。

葉物野菜を収穫するサンベジ従業員 出荷場の様子 届いた野菜を喜んでいただいた
仮設住宅入居者の皆さん
雇用支援

【被災地の「モノづくりを志す未来のチカラ」を応援しています】

  • 2013年4月、被災地から8名の高校新卒者を採用しました。
    岩手・宮城・福島各県の沿岸部に位置する工業高校等を中心に求人・採用活動を実施し、「未来のチカラ」を応援しています。
 
2013年4月に入社した新入社員(研修生)  
行政、企業と共に

【企業や行政と共に、これからの継続的支援を検討しました】

  • 関西経済連合会主催の「東日本大震災復興支援シンポジウム」が5月10日に大阪市内で行われました。陸前高田市長や復興庁の方と共にクボタからも東日本大震災支援・復興事務局長が登壇、クボタグループのこれまでの活動を紹介するとともに、継続的支援のあり方について意見交換をしました。
 
パネリストとして登壇した松田 徹 支援・復興事務局長(写真中央) 関西の90以上の企業・団体・自治体等の方々が参加