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お知らせ

2013年1月1日
株式会社クボタ
東日本大震災 支援・復興対策本部事務局

東日本大震災復興支援の主な取り組みについて
2012年度 第3四半期(10月~12月)の記録

:クボタの特色を活かした支援

 

区 分 支援内容
特別授業
(鉄コーティング直播米の収穫実習)

【地元農業の牽引役である宮城県農業高校を支援しています(4)-1】

1.鉄コーティング直播米の収穫

4月の基礎教育とコーティング、5月の直播実習など「鉄コーティング直播特別教育」の集大成として平成24年10月9日~11日に待望の稲刈り実習を行いました。黄金色に実った稲穂に笑顔が弾けました。新たに学んだ鉄コーティング直播の技術を使って被災農家の再開応援をしていた生徒達のコンバイン操作を見て集まった農家の皆さんは元気をもらっていました。


コンバインの操作説明に聞き入る

豊かな実りに微笑む生徒たち

稲刈り作業も順調
特別授業
(収穫米が「特別優秀賞」を受賞)

【地元農業の牽引役である宮城県農業高校を支援しています(4)-2】

2.みんなで育てたお米が「全国農業高校 お米甲子園」で特別優秀賞を受賞

宮城県農業高校で春から取り組んできた鉄コーティング直播実習の収穫米が「米・食味分析鑑定コンクール国際大会 全国農業高校お米甲子園」において見事『特別優秀賞』を受賞しました。食味・味度など高い評価をもらい、来年は『金賞』を狙いたいと生徒は意気込んでいました。鉄コーティング直播の普及にとっても栄誉な結果となりました。


一年の集大成 収穫

鉄コーティング直播した「ひとめぼれ」

表彰状と記念楯
特別授業
(インターンシップ教育)

【地元農業の牽引役である宮城県農業高校を支援しています(5)】

3.インターンシップ教育の実施

平成24年11月12日、13日の両日クボタアグリサービス(株)仙台事務所でインターンシップ教育を実施しました。農業機械科の生徒らは大型のコンバインやトラクタの運転に興奮。「販売技術コンテスト、サービス技術コンテスト東北大会」に参加して第一線でお客様と接する社員の熱いトークや確かな整備技術を目の当たりにし臨場感を体感しました。また色々な役割に支えられて仕事が成り立つ企業の実態など教室では教わらない貴重な学習機会となりました。


企業はチームワーク

大型のトラクタとコンバインに試乗

機械の特徴を熱心に聞く
教材の提供
(製粉機を使って米粉パンづくり)

【地元農業の牽引役である宮城県農業高校を支援しています(6)】

1.米粉を使った宮農パンがコンビニの店頭に

食品化学科の実習に役立ててもらおうと6月に寄贈した製粉機を使って米粉を作り、それを材料にしたご当地食品の企画・開発に取り組んだ「宮農パン」が大手コンビニの店頭に並びました。1ヶ月間に亘る宮城県限定販売でしたが、生徒のアイデアが商品化されて売り出される感激とともに復興に向けての確かな自信となりました。


コンビニにはのぼりが立つ

地元では大々的に宣伝された

商品棚に並んだ宮農パン
仮設住宅支援
(農園の整備、耕うん機寄贈)

【仮設住宅居住者向けのコミュニティー農園開園のお手伝い】

1.福島県郡山市富田おだがいさまファームで収穫祭

平成24年8月末に開園した「おだがいさまファーム」では、白菜や大根などの収穫期を迎えて11月28日に収穫祭が開かれ、芋煮が振舞われました。普段は無口なお父さん達も話題の輪に入って楽しんでいました。土いじりして育てる楽しみ、集まって大いにおしゃべりする喜びを畑隊のメンバーで共有し、来春の畑作業を待ちかねている様子でした。


微笑ましい農園

収穫した見事なキャベツ

みんな集まって収穫祭

2.福島県本宮市高木応急仮設住宅「高木・みんなの原っぱ農園」

沿岸部の浪江町から中通りの本宮市に避難している住民が長引く仮設住宅での引きこもりや孤立化の問題を解決し、みんながやり甲斐を持ち、集い語らう喜びを共有しようとミニ農園づくりに取り組んでいます。ご高齢の方も多く、少しでも農作業を軽減し、楽しく土いじりをしてもらおうと平成24年12月6日にミニ耕うん機を寄贈しました。


農園づくりの様子

早速耕うん機を運転

来春の作業が楽しみ
被災地応援

1.クボタe-プロジェクト科学環境アカデミー2012

平成24年11月10日 被災地の宮城県石巻市にて「科学・環境アカデミー」(主催:朝日新聞社・朝日カルチャーセンター、協賛:(株)クボタ)を開催しました。地元の養殖漁業家の畠山重篤氏が『海と森』の密接な関係と魅力を熱く語るとともに宮城県水産高校の生徒からは復興に向けての活動内容発表がありました。畠山氏と仙台大学教授で元朝日新聞論説委員の高成田亨氏の軽妙なトークセッションもあり、楽しい中にも復興へ思いを新たにするイベントになりました。


熱弁する畠山氏

宮城県水産高校の発表

トークセッション