壁がある。

だから、行く。

壁がある。だから、行く。

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Vol.6U.K.

水は、人類にとって大切な資源。水資源を保全するには、使用した水をできるだけキレイにして自然に還す必要があります。今回は、イギリス・ウェールズ地方の豊かな水資源を守る、クボタの「水環境事業」をご紹介します。

Documentary of Kubota

世界の壁に挑戦するクボタのショートフィルムを公開しています。

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街の暮らしにあった方法で、
豊かな水資源を
守り続けることができるか?

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イギリス、ウエールズ地方。その海岸沿いには、古い歴史を持つ、小さな街が点在しています。
いつもは静かな田舎町ですが、夏には美しい海を求めて観光客が集まり、多くの人で賑わいます。
産業の基盤が観光であるこの街にとって、多くの人々が使った水をちゃんと
キレイにして海に還すことは、とっても大切なこと。
この小さな街が抱える大きな課題に対して、創業時からずっと水にかかわる事業を行ってきた
クボタだからこそできることがありました。

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Steveさん

私は、長年にわたって水に携わってきました。
人間が健康な暮らしを続けていくためには、飲料水の質をあげることと、使用した水を処理すること、この二つが、とても重要です。これらがおろそかになると、コレラ病や腸チフスのような様々な病気が発生し、蔓延します。この二つを行うことによって、今ではこれらの病気が、西洋社会からなくなりました。

かつて、イギリスの下水処理の排出基準はとてもゆるいものでした。
海沿いの町に下水処理場はあまりなく、下水を集めて何もせずに海に流していました。海に流される水はとても低品質だったのです。

やがて街に住む人々から「このままではいけない。海に流しても、潮が変われば戻ってくるから、不衛生だ」という声が上がり始めます。
こうした声を受けて、厳しい排出基準が設けられ、結果、ビーチに放流される水は高品質でなければならなくなりました。
一方で、ウェールズのような海辺のリゾートの多くは市街地に近いことが多いのですが、訪れた観光客が「なんてきれいな景色だろう。でも、あそこに下水処理場があるぞ。」と言うようなことはできれば避けたい。だから、この地の下水処理施設は、処理水質が高度でありながら、コンパクトで目立たないことが求められるのです。

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Andreaさん

Andrea Burgoyneです。私は、Welsh Water社でプロセス・エンジニアをしています。
この下水処理場では、クボタの液中膜®※1 によるMBR※2 で、下水処理をしています。ここの処理量は毎秒約33リットルです。近隣のビジネス街や住宅からの下水は全て海に排出して問題ない状態まで、MBRで処理します。
※1 液中膜®:膜の微細孔を利用して活性汚泥と処理水を分離する膜ろ過装置
※2 MBR:Membrane Bioreactor(膜分離活性汚泥法)

MBRの利点は、処理水質が高度でありながら、施設をコンパクトにできること。景観への影響を最小限にとどめられるMBRは、ウエールズに適した処理方法なのです。

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Rosieさん

以前は皆、あまり海に入ろうとしませんでした。
「下水が流れ込んでいるからね。入りたくないよ」という感じでした。でも今は、とても良くなっていると感じています。
海がキレイであることはとても重要です。

Evansさん

ウェールズで、300年ほど前からこの牧場を家族で受け継いで生活しています。
この地域では潮の満ち引きが多く、満ち潮の時には平地が水浸しになります。そこに生えている草を家畜が食べるので、水がきれいであることはとても重要ですね。下水処理場の前を通りますが、ひっそりとしているので気が付きません。

また、この地域一帯では、丘、湖、海にまつわる物語が代々語り継がれてきました。語り継がれてきた、この自然環境ときれいな水を守ることは、とても大切だと思います。

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Steveさん

かつての水業界の人たちにとって、クボタの液中膜®が実現したMBRは、まさに魔法でした。下水をタンクに入れるだけで、透明で、きれいな水になって出てくるのです。
実のところ、過去1000年で最も重要な医学の進歩はペニシリンでも、薬でも心臓移植でもないのです。水処理の重要性に気づいたことこそが、人間にとっての大きな進歩だったのです。
自分が仕事を通じて、その進歩に少しでも貢献できたと言えるならば、わたしは大変うれしく思います。

使った水を、キレイに処理して自然に還す。
それは人間が健康に暮らしていくために最も大切なことでした。
クボタは、くらしに寄りそいながら、
その大切な仕事に、日々、黙々と取り組んでいます。
今日も、世界のどこかで。

History

クボタ水環境事業の歴史

1893年に、国内初の水道用鋳鉄管を製造したクボタは、現在では上水道から下水道までをカバーする「水関連総合メーカー」として、世界約70ヶ国以上の水インフラの整備に貢献しています。水環境事業は、経済成長に伴う水環境の汚染が社会課題として関心が高まるなか、1962年に事業を開始。日本やアジアなど様々な国、地域の水処理に取り組んでまいりました。
クボタが開発した液中膜®に生物処理を組み合わせたMBRは、高度な処理水質と施設のコンパクト化を実現。国内外の下水処理施設に加えて、食品工場などの産業排水施設にも多数導入され、現在は世界各地に広がっています。

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    大阪・中之島での水質調査を
    行なう様子(1966年ごろ)

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    1963年、水処理事業部発足後に初受注した広島県三次市のし尿処理施設

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    1998年、公共下水道への
    MBR導入
    (Porlock 下水処理場、イギリス)

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    2005年、MBRによる国内初の下水処理場が稼働開始
    (兵庫県 福崎町浄化センター)

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    2013年、北米最大級の
    MBR施設を受注
    (オハイオ州カントン市
    水再生処理施設、アメリカ)

クボタの水環境ソリューションについて
詳しくはこちら

Interview

クボタブランドパートナーとしてCM出演頂いている、長澤まさみさんにお話を伺いました。

Graphic

「壁がある。だから、行く。」シリーズの広告グラフィックをご紹介します。

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Photography by Mikiya Takimoto

この風景に「水の番人」が写っていることに
誰も気づかない、というその価値。

英国ウェールズ地方・バーマス―
その海沿いに、石造りの小さな建物が寄り添い連なる、ウェールズの西の涯ての地。
「英国ナショナルトラスト運動」発祥の町であり、景観への意識が高い、
そのバーマス住民の水環境を〝気づかれることなく〟守り続けているのは、
クボタの「液中膜」を利用した下水処理施設である。

『過去から連綿と続く風景を守りたい住民意識、ささやかなまでに小さな街の規模―
それらに配慮しながら、大都市と遜色ない下水処理はできないものなのか』

クボタは、そんな「高い壁」に、真っ向挑戦しています。
下水の中の大腸菌までも除去する〝高度な膜分離性能〟、大きな付帯設備や後処理を必要としない
〝優れたコンパクト性〟、メンテナンスが容易ながらも十年規模で機能を維持できる〝実績ある信頼性〟―
やがて、クボタの「液中膜」を利用した下水処理施設は、環境意識の高い英国において初めて導入され、
膜分離と生物処理を組み合せた下水処理施設でのトップシェアを、
今日に至るまで維持することとなったのです。

丘に吹き込む、遥かアイルランドから流れてくる海風の中、老夫婦の、
穏やかでいつも通りの生活が暮れようとしている。彼らは、気づかない。
この風景に包まれた施設の中の「液中膜」こそが、自分たちの水の安全を守り続けていることに―
まるで「水の番人」のように。気づかれないほどに、その風景にとけ込みながら。

壁がある。
だから、行く。

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新聞広告

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TVCM

クボタのCMとメイキングムービーをご覧頂けます。

Making

CM撮影現場の様子を
ご覧頂けます。

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